東京ラーメンショー2015

東京ラーメンショー2015入場券とガイドブックの画像

世田谷区の松陰神社前にある信明コーポの付近では、年間を通して様々なイベントが行われています。
今回は駒沢公園で行われた「東京ラーメンショー2015」についてご紹介します。松陰神社から駒沢公園まで電車で行く場合、東急世田谷線の「松陰神社前」から「三軒茶屋」に出て、「三軒茶屋」から東急田園都市線二子玉川方面で一駅先の「駒澤大学前」で降り、駅から徒歩10分程の駒沢オリンピック公園内に会場があります。よって電車の場合、信明コーポがある松陰神社から東京ラーメンショー2015の会場まで行くのに30分程で行くことができます。電車で30分というと少し遠いイメージがあるかもしれません。世田谷区は23区の中でも大田区に続く2番目の広さのある区なので土地柄、同じ区内で移動する場合、電車だと迂回する傾向があります。なので世田谷区民の方は、やはり自転車の利用が多く、区内の移動は専ら自転車が便利です。松陰神社にある信明コーポから「東京ラーメンショー2015」の会場である駒沢オリンピック公園まで自転車であれば15分程で行くことができます。
東京ラーメンショーでは、基本的にラーメンを食べる場合、各店舗で都度お金を払う形式ではなく、券売機で共通の食券を事前に購入する形式となっています。各店舗で都度お金を払う形式だと会計に時間が掛かってしまい混雑の原因等につながってしまうので、事前に共通の食券を購入する形式が適用されているのです。会場に着くとスタッフの方が大勢いらっしゃるので、券売機までスムーズに向かうことができます。券売機で食券を購入すると一緒にパンフレットももらえます。
下の写真が食券とパンフレットの画像です。

東京ラーメンショー2015入場券とガイドブックの画像

地域の食文化を応援するために始まった「東京ラーメンショー」は2009年から毎年行われており、日本各地で人気のある「ご当地ラーメン」やここでしか食べられないオリジナル「コラボラーメン」など、様々なラーメンが一挙に集結するラーメン好きにはたまらないイベントになっています。
また、「東京ラーメンショー」は第1幕と第2幕の2部制になっており、それぞれ出展するラーメン店が異なっています。今回訪れたのは第1幕の「東京ラーメンショー」でした。

この日は、秋晴れの清清しい陽気だったので、大勢の方が東京ラーメンショー2015に足を運んでおりました。

東京ラーメンショー2015会場風景の画像2

早速お目当てのラーメンを食べようと行列に並び始めました。

東京ラーメンショー2015会場風景の画像1

長い行列では食べるのに1時間並ぶお店もありますが、訪れたのが14時頃でお昼を過ぎた時間だったこともあり、たいだい15分程お目当てのラーメンに辿り着くことができました。
1件目は「秋田稲庭中華そば」を食べるようと決めました。

こちらのラーメン(正確には中華そば。以下、中華そばと表記させていただきます。)は「佐藤養悦本舗」さんという秋田県湯沢市の名産品である「稲庭干饂飩(うどん)」を江戸時代から三百年もの間守り続けてきた製麺所が、うどんではなく製法を活かして「中華そば」にしたものが特徴のひとつです。また、「稲庭」という名前の由来は江戸寛文年間に稲庭吉佐エ門によって作られたのが始まりと言われています。「佐藤養悦本舗」では当時(およそ300年前)から現在まで、その技を受け継ぐことができた数少ない作り手であり、伝統の製法で「本物」を作り続けているのです。よって美味しいに決まっています。下の画像がこちらの中華そばです。

秋田稲庭中華そばの画像

こちらの中華そばは秋田比内地鶏を煮込んだガラスープに、魚介系のだしと合わせたダブルスープを使用しています。
写真にも写っていますが、なめこが入っているため程よくスープに粘り気がありストレート麺にも関わらず、しっかり麺に絡みつき、スープの味と共に麺の味も楽しめる中華そばでした。
「秋田稲庭中華そば」は今回の東京ラーメンショーの楽しみである、「コラボラーメン」です。
「麺や 七彩(東京都中野区)」「BASSO ドリルマン(東京都豊島区)」「魂麺(千葉県市川市)」が共同で提供しているので、他で決して食べることができないのです。
また、こういった即席会場で作るラーメンは麺が伸びていたり、店舗の味に劣ってしまうんじゃないかという懸念があるかもしれませんが、「秋田稲庭中華そば」に関しましてはさすがに製麺所から生まれた中華そばなだけあって、一切そういった懸念に該当しなかったので、とてもびっくりしました。皆さんも機会があれば是非一度食してみてはいかがでしょうか?

「秋田稲庭中華そば」について詳しく知りたい方は「佐藤養悦本舗」さんのサイトをご覧下さい。

http://www.1728udon.com/goaisatu.html

ちなみに余談ですが、「ラーメン」と「中華そば」について説明すると、

「中華そば」は、「中国風そば」を
「ラーメン」は、「日本風中国麺」を
それぞれルーツにしているとも言われています。(仮説)

昭和20年代のまだ食料事情が完全に解決していない時代、
外食は大衆食堂とそば屋がメインでした。
当時は日本はまだ敗戦国であり、戦勝国である中国人は有利な状況にあったため、
中華料理店は今で言うところのフランス料理店のような、ちょっと高級な料理店として、リッチな人々を相手にしていたのです。
しかし、世相が落ち着いてくると中華を作れる日本人が安い中華料理を作れるようになり、日本人向けの味付けに変わった日本風中華を次々に編み出し、今のような大衆的な中華料理店が増えてきたのです。
そのような中で、大衆食堂やそば屋と区別するために、ラーメンという中国風の名前を使うようになったと言われています。
また、当時の新聞記事には「食堂でそばと言えば中華そばを差す風潮があり、普通のそばは日本そばと言わねばならない」
というような旨の記述されていたようです。
つまり、日本のそばと区別するために「中華そば」が、
中華そばと差別化するために『ラーメン」という名前が普及していくことになるのです。
今も大衆食堂では当時の名残から『中華そば」と言うところがたくさんあるようです。

また、一般に大衆食堂の中華そばは、そばやうどんなどを作っている製麺所で作っていることが多く、
それ故、小麦粉が多い、単なる『黄色いそば」であることが多いようです。
この辺りがラーメンとの味の違いにもつながっているのでしょう。

続いて2件目は「富山湾高級白エビ/肉盛そば」を堪能しました。

富山湾高級白エビ/肉盛りそばの画像

こちらのラーメンは「富山ブラック」で有名な「麺家いろは」さんが試行錯誤の上作られたラーメンになります。
富山県は北陸新幹線が開業されて明らかに来県客が増えました。そんな中、白エビ人気も急上昇。元々富山湾でしか水揚げされない希少なエビでしたが、今年は浜値が過去の二倍以上に高騰してしまったようです。しかし、東京ラーメンショーの常連店の「麺家いろは」さん「年に一度のファンサービスの場でもありますから、ここは思い切って大奮発」と公式サイトでも述べているように、スープと具にふんだに白えびを使用。その甲斐あって、ラーメンを一口食べた瞬間、えびの香ばしい香りと味が口を満たし、やわらかいチャーシューや麺と絶妙にマッチ。とても美味しいラーメンでした。

今回は二杯にラーメンを完食してお腹がいっぱいになってしまいましたが、周りにはご家族や友人等で各店舗のラーメンをシェアしていたので、そういった楽しみ方もできる素敵なイベントだと思いました。

来週からは第2幕が開幕します。
東京ラーメンショーでは、ラーメンが食べられることはもちろんステージではアーティストのトークショーやライブ等、ラーメン以外のイベントも盛りだくさんなので、ラーメンを食べながら一日ゆっくりすることができます。
下記にイベントの詳細を記載しますので、機会があれば是非皆さん足を運んでみてはいかがでしょうか?

開催日時 2015年10月23日(金)〜 11月3日(火祝)12日間(2部制) ※雨天決行
10:00〜21:00(ラストオーダー20:30予定)
※10月27日、28日と11月3日は18:00終了(ラストオーダー17:30)第1幕:10月23日(金)〜 10月28日(水)
第2幕:10月29日(木)〜 11月  3日(火祝)
各日の開催時間の詳細はこちら
会場 駒沢オリンピック公園 中央広場 (住所:世田谷区駒沢公園1-1)MAP
入場料 入場料無料ラーメンを食べるにはラーメンブースにてラーメンチケット(前売券・当日券共に1杯850円)と引き換えていただく形になります。 ※前売券は全国のセブン-イレブンで発売中
ラーメンを直接現金でご購入することはできませんので、あらかじめチケットブースにてラーメンチケットをご購入ください。

 

また、東京ラーメンショーの公式サイトはこちらから

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