せたがや駅前楽市楽座2015

楽市楽座のパンフレット

10月31日(土)、11月1日(日)と秋晴れの気持ちの良い陽気の中、東急世田谷線の「世田谷駅」にて毎年恒例の「楽市楽座」というお祭りが行われました。

楽市楽座のパンフレット

この「楽市楽座」は下高井戸で行われる「しもたか音楽祭」、三軒茶屋で行われる「三茶de大道芸」、先日松陰神社で行われた「萩・世田谷幕末維新祭り」等、10月から11月にかけて世田谷線沿線で行われるお祭りの一つで今年で第15回を迎えています。

楽地楽座の入り口

上の写真が世田谷通りから見た楽市楽座の入り口です。歴史をご存じの方は「楽市楽座」とはどういう歴史的な出来事だったかお分かりの方も多いかもしれません。しかし、世田谷線を利用される方の多くはこの時期になると行われる「楽市楽座」と聞くと、世田谷駅で行われるお祭りをイメージされる方も多いのはないでしょうか?
では、「楽市楽座」とは、どのような歴史的な事象だったか簡単に説明したいと思います。
「楽市・楽座」とは、戦国時代に行われた市場の規制緩和政策のことなのです。よって「楽市・楽座」という単語だけ耳にするととお祭りというイメージよりも政治的な政策を意味した言葉なので少し硬く感じてしますかもしれません。もう少し詳しく説明すると、戦国時代の前期までは各地域の市は座・問丸・株仲間などによって権利などが独占されている状態だったのですが、戦国時代の後期になると(所説ありますが)織田信長等の戦国大名がこれを撤廃させ、土地所有権・人身支配権を含んだ領主権の確立を目指とともに、先に説明した市場の規制緩和を行い、新興商工業者を育成し経済の活性化を図ったことが「楽市楽座」のはじまりと言われています。楽は文字通り減税や様々な規制緩和などからも連想される「楽」、座はというのは商人たちの組合のようなものなので、「楽市楽座」はと読んで字のごとく、楽に市が開け、座の規制も楽ということです。今風にいえばちょっとニュアンスが異なるかもしれませんが、フリーマーケットといったようなところでしょうか。少し歴史の話を混ぜてしまいましたが、世田谷駅で行われている「楽市楽座」の名に相応しいとても楽しいイベントで毎年多くの人で賑わっています。

楽市楽座の様子

こちらは今年の様子ですが、大勢の方で賑わっている様子が伝わってきますよね。多くの出店はもちろん、落語やコンサート、お子様に大人気の仮面ライダーショーなどのイベントも盛りだくさんです。世田谷を地元とする人が出店するだけではなく、「ふる里物産直送市」と称して福島や福岡などの旬の味覚も堪能できるのです。更に世田谷区のゆるキャラ「がーやん」にも出会うことができます。(そのようなゆるキャラが存在していたことを初めて知りましたが。)おそよ400mの道ですが、休日にぶらっと足を運んでみると普段とは異なった世田谷の風景に出会えるかもしれません。
松陰神社にある賃貸マンションの信明コーポから徒歩5分程で楽市楽座の会場に辿り着くことができます。住民の方はもちらん近隣の方も是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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