松陰神社「お守り」

松陰神社のお守り

先日、松陰神社にてお守りを購入させていただきました。松陰神社の御利益は「学業成就」・「家内安全」・「交通安全」と言われていますので、年初めに購入するにはもってこいのお守りだと思います。また、この時期は、間もなく入試シーズンということもあり、多くの学生が松陰神社を訪れ参拝やお守りや絵馬の購入をしていました。

松陰神社は以前にコラムでもご紹介しましたが、松下村塾を開き後の内閣総理大臣である「伊藤博文」を育てたとされる「吉田松陰」を祀っている神社なので、学業関係には確かに優れた神社であることは間違いありません。

今回、購入させていただいたお守りは「勝守(かちまもり)」というもので、吉田松陰直筆の「勝」の文字を使用しています。当時の松陰先生のように自分の弱い心に負けないようにとの願いが込められているそうです。確かに世の中には、様々な誘惑が潜んでいますし、仕事でも学業でも妥協したくなる瞬間は必ずありますが、このお守りを握りしめて、そんな気持ちに打ち勝ちより成長していけたらいいなと思い、普段中々お守りは購入しないのですが、今回松陰神社で購入をさせていただきました。

ちなみに少し余談になるのですが、皆さんはお守りの期限についてご存じでしょうか?期限については、諸説あり、「有効期限のようなものはない」という説や、「1年間」という説がよく耳にすると思います。

私自身初めて知ったのですが、一般的な「1年間」という説には、「神官がお払いなどして、約1年分の御利益を込めている」、「1年間で新しいお守りに買え替えることで新しい気持ちにリセットにする」、「自分のことをずっと願ってばかりでは都合が良すぎるので、1年という節目に神社や神様にきちんとお礼の気持ちを伝えることや改めて願いを込めるということから神仏に対するマナー」等の見解があるそうです。

また、有効期限がないとされる説には、「七五三や産後の初参りで、直々に御払いを受けて授かったような
破魔矢やお守りは一生のお守りなので有効期限なんて無い」という見解があるそうです。

結局のところ、合格や安産祈願などの目的や干支が入っていて明らかに翌年に持ち越せないお守りは買い替えた方が良さそうです。また、結果の出たとき、結果が不満なときにに帰せば良いとうことでもあるそうです。

また、返納についてですが、必ず買った神社で返納しないといけないというわけではないそうです。遠方で返納が難しい場合は、近くの神社でその旨を伝えれば返納のお焚き上げを行っていただけるそうです。ただ、場所によっては、郵便等で返納のお焚き上げを受けている神社もあるそうなので、どうしても気になる方は一度調べてみることをおすすめします。

吉田松陰直筆「勝守」

少し余談を挟みましたが、松陰神社には「勝守」以外にもたくさんの種類のお守りを販売しています。私が今回購入させていただいたお守りは「松陰先生直筆写お守り、絵馬」という種類のお守りですが、「交通安全祈願のお守り」やこれからのシーズンにもってこいの「合格、勉学祈願お守り」、その他「厄除、健康長寿、安産等のお守り」を販売していました。

ご自身用はもちろん、ご家族や大切な人、自分が想いを寄せる人へ「お守り」をプレゼントしてみてはいかがでしょか。来年の今頃には、きちんと返納しお焚き上げを行っていただいたと思っています。

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